Newtは2026年11月24日(火)13:59に全サービスを終了します。公式FAQによると、CMS App・Form Appの両方が対象で、終了後は管理画面もAPIも利用できません。移行とデータの退避は、この時刻より前に完了する必要があります。

いつ、何が使えなくなるか

終了告知と公式FAQの内容を分けると、次のとおりです。

日時

公式に案内されていること

2025年5月20日

新規スペースの作成終了

2026年11月24日13:59まで

その他の機能とチャットサポートを利用可能

2026年11月24日13:59

全サービス終了、管理画面・APIが利用不可

サービス終了後

アカウント・スペース・モデル・コンテンツ・アセット情報をすべて削除、閲覧・復元には対応不可

公式FAQでは特別延長はできないとしています。削除の具体的な実行時刻や、終了後に取り出せる猶予期間は案内されていません。必要な保持条件がある場合は、終了前にNewtへ確認してください。2026年11月25日以降にサポートが必要な場合の窓口として、同FAQは[email protected]を案内しています。

請求は2026年10月分が最後で、11月分の請求は行われません。これは利用期限の延長ではありません。別CMSの費用とは分けて予算へ記録します。

11月の移行チェックリスト

以下は作業日程の例です。Newtが指定した中間期限ではありません。公開担当・開発担当・確認担当を決め、完了条件と証跡を一つの表で管理します。

目標日

作業

完了の判断

11月2〜4日

本文・画像・フォーム投稿を退避、依存先を棚卸し

保存ファイルを開けて、件数と対象サイトが分かる

11月5〜10日

移行先でデータと配信を準備

主要ページを新環境で表示できる

11月11〜17日

新旧を並行検証、通知と画像を確認

Newtへの通信を止めても検証環境が動く

11月18〜20日

編集を止めて最終差分を反映、本番切り替え

更新・表示・フォーム送信を本番で確認済み

11月21〜23日

残存参照とログを確認

本番に必要なNewt依存が残っていない

この日程に間に合わない場合も、まず退避を先行します。新機能やデザイン変更を同時に進めず、既存サイトの継続に必要な範囲を優先してください。

11月2〜4日:コンテンツとメディアを別々に保存する

公式エクスポート案内では、コンテンツはAPIで取得します。Newt APIは下書きを含む最新データ、CDN APIは公開中のデータのみです。公開用の取得結果だけで下書きまで保存できたと判断しないでください。モデルごとに取得し、ページ分割の取りこぼし、件数、ID重複を確認します。

取得結果はJSONで保存し、元データと移行用に変換したデータを分けます。公開中の内容と編集中の内容が異なる原稿は、公開サイトに残す版も別に確保します。モデルの入力項目、必須条件、参照関係は設定画面と照合して記録し、コンテンツのJSONだけで設定一式が再現できるとは考えないでください。

画像・動画・添付ファイルは、同じ公式案内の「スペース設定 > 一般 > アセットの一括ダウンロード」からZIPを取得できます。生成されたファイルをすべて保存し、解凍して実際に開けるか確認します。ZIPのフォルダ構成はAssets APIのパスと一致するため、その構成を維持するとURLの対応を管理しやすくなります。

Form Appの投稿は、各フォームの受信トレイで全件を選択してCSVダウンロードします。本文JSON、アセットZIP、フォームCSVは別の退避物です。保存先、取得日時、対象、件数を記録し、非公開原稿や問い合わせ情報を含むファイルは公開リポジトリへ置かないでください。

11月5〜10日:APIを呼ぶサイトと処理を一覧にする

APIの停止がサイトへどう影響するかは、サイト側の実装次第です。以下は一般的な構成からの判断で、Newtがサイト表示を保証するものではありません。

取得する場所

終了後に確認すべき影響

ビルド時の取得

配信済みHTMLは残る場合がありますが、再ビルドの取得は失敗します

サーバーでのページ生成

API依存のページ生成・更新が失敗する可能性があります

ブラウザからの取得

一覧、検索、追加読み込みなどが取得できなくなります

定期処理・外部連携

検索インデックス更新、配信処理などが止まる可能性があります

リポジトリ内のNewtのURL、SDK、スペース識別子を検索し、本番・検証・別ドメイン・古いキャンペーンサイトまで確認します。秘密情報の値を共有せず、環境設定は変数名と用途を記録します。サイト名、取得経路、担当者、代替先、確認結果を一行ずつ残してください。

更新不要のサイトでは、保存JSONから配信する構成も選択肢です。公式FAQも、新規データを追加しない場合は、エクスポート済みデータで基本的に運営可能と案内しています。ただし画像・フォームまで自動で独立するわけではありません。

11月11〜17日:画像、Webhook、URLを並行検証する

本文中の画像URLも置き換える

アイキャッチ以外に、HTML本文のsrc・srcset、Markdown画像、OGP画像、CSSの背景、添付リンクを調べます。JSONの画像フィールドだけを移しても、本文にNewtのURLが残る場合があります。

公式案内は、アセットを別ストレージやサイトのpublicディレクトリへ再配置し、URLを置き換える方法を示しています。旧URL・新URL・保存ファイルの対応表を作り、画像変換の指定があるURLも個別に確認します。終了後の画像配信を前提にせず、新配信先だけで表示できる状態にします。

Webhookとビルドフックは設定先まで確認する

既存の設定を棚卸しし、使っているイベント、送信先、認証、再ビルドやキャッシュ更新の処理を記録します。移行先では受信形式に合わせて処理を調整し、「保存」「公開」「削除」が意図した更新につながるか試してください。

新旧の通知が同じ本番ビルドを二重に起動しないよう、検証中の送信先を分けます。フォームを使う場合は、保存データの移行とは別に送信先・通知・完了画面を確認します。

公開URLは維持し、変える場合だけ転送する

CMSの変更だけなら、記事の公開URLを変える必要はありません。slug、末尾スラッシュ、カテゴリの階層を比較します。変更する場合は、自分で管理する旧サイトのホストに301などの恒久転送を設定し、転送ループや多段転送を確認してください。Newt管理のアセットURLへ、自分のサイトの転送設定を適用することはできません。

11月18〜23日:片方だけを編集元にして切り替える

並行運用中はNewtを編集元にし、新環境を検証先にするなど、更新元を一つに固定します。両方で自由に編集すると、後の取り込みで変更を上書きしやすくなります。記事一覧・詳細・参照・下書き・画像・フォームを比較し、検証環境でNewtへの通信を遮断して依存が残っていないか調べます。

切り替え時は編集を止め、追加・更新・削除の差分と新しいアセットを反映します。API設定とビルドフックを変更し、全体を再ビルドしてから、本番の表示と更新反映を確認します。戻す条件と手順も決めますが、終了後のNewtへの切り戻しは選べません。Newtに依存しない配信物と退避データを用意してください。

genko.meも候補の一つで、インポートとエクスポートではNewtのJSONと画像ZIPの取り込みを案内しています。1ファイル10MB・1回1,000件の制限があり、スキーマや取り込み後の内容の確認は必要です。具体的な手順はNewtからの移行、候補の検討はNewtの代替サービスへ分けています。

よくある質問

Newtの終了日はいつですか?

公式FAQでは2026年11月24日(火)13:59です。CMS App・Form App、管理画面・APIが終了します。

終了後にデータを取り出したり復元したりできますか?

公式FAQは対象情報をすべて削除し、閲覧・復元には対応しないとしています。終了後の取得猶予は案内されていないため、退避を終了前に済ませます。不明な保持条件はNewtへ確認してください。

静的サイトなら何もしなくても残りますか?

配信済みHTMLが残っても、再ビルド、画像、フォーム、ブラウザでのAPI取得は別です。Newtへの通信を止めた検証で、必要な機能と更新経路が独立しているか確認します。

11月の料金を払えば移行期限を延ばせますか?

公式FAQでは11月分は請求されず、特別延長もできません。利用期限と請求条件を混同せず、移行先の契約とは別に確認してください。